先日、久しぶりに修業時代の師匠夫婦に会ってきた。
師匠 : 山川茂画伯は伊東市宇佐美の山の中で昼夜問わず絵と向き合い描き続けている男だ。
その姿。鬼の如し。
心から尊敬できる方だ。
絵に厳しく、自分に厳しく、人に愛を与えられる本当にかっこいい人間だ。
88歳になった今でも寝る間を惜しみ命の灯火の燃え尽きるまで絵を描き続けると言っている。
若かりし頃の写真を見ると筋骨隆々としていて、寄らば斬るぞとばかりか鋭い眼光をしていた。
そんな師匠夫婦達のところに遊びに行き、内弟子一同が勢揃いして楽しい一日となった。
僕も住んでいた師匠宅の近くの平屋の屋根のペンキを塗り替えたり、去年打ち込んだ椎茸を収穫したり、庭の柿やミカンを収穫し、みんなで勢揃いでゴハンを食べた。
最高の一日だ。
そしてやっぱり師匠夫婦のエネルギーはすごかった。
溢れ出るエネルギーが体を貫いて行くのがわかるぐらいだ。
師匠はこの冬も横浜で個展をやるので、一人でも多くの方に絵を見て頂きたいし、師匠のエネルギーに触れてほしい。